

この記事は、
乳がんヨガ講座
を受講した体験レポです✨
今回は、
「乳がんヨガ指導者養成ベーシック講座」を受講してきました。
乳がんサバイバーであり、ヨガインストラクターとして活動している私ならではの視点で、
私が感じたこと・思ったことを中心に、
ありのままにお伝えします。
同じように乳がんを経験されている方や、
「何か新しいことに挑戦してみたい」
と思っている方の、
少しでも勇気や安心につながったら嬉しいです✨
※本記事は、
BCY Institute Japan様に掲載許可をいただいたうえで執筆しています。
乳がんヨガ講座を受けようと思ったきっかけ
私は2024年に
YMCというRYT200のスクールに
60万払って通っていたけど、途中で閉校した。
全米ヨガアライアンスが定める国際資格で、200時間のヨガトレーニングを修了した指導者のこと。
ヨガの基礎を体系的に学んだ証明になる。
詳しくはこちら↓
そんな中、
同じ乳がんサバイバーの友達から、

乳がんヨガの講座
というものがあるよ!
と紹介されたのが、今回受講した講座。

これはまさに私にピッタリの講座では?
RYT200を取りそこね、
IHTA認定ヨガインストラクター2級しかもってない私は、
今後ヨガインストラクターとして活動するうえで、
自分の経験に加えて、
乳がんヨガについて学んだという実績も持っておきたいと思い、

えいやっ!
勢いで、
3万円以上する講座に、ポチッと申し込んだ。
BCYとは?

では、
今回受講したBCYについて紹介します!
乳がん患者さまが安心してヨガを続けられる環境づくりをしている団体です。
乳がん患者さま向けのヨガ指導者を育成し、
全国で安全に受けられるクラスの情報も発信しています。

BCYには複数の講座がある。
その中でも、乳がんヨガの考え方や基礎をしっかり学べるのがベーシック講座。
まずは土台を固めたいと思って、
今回はこの講座を選んだ。
会場へ到着
この日は台風が来ていて、
ホットヨガスタジオが臨時休業になるくらいのレベルだった。

ちゃんと着けるかな?
と思いながら歩いていたら、
看板を発見!


おはようございます!

おはようございます!
先生が笑顔で出迎えてくれた。

スタジオはきれいで、
ヨガスタジオって感じの空気だった。

ヨガグッズが用意されてる!
- マット
- ボルスター
- ブロック
- ブランケット
マットをはじめ、椅子まで全部そろっていて、
ヨガグッズを持っていかなくて良くて楽だった。
友達と合流
乳友さんは先についていた。

おはよー!
乳がんで繋がった友達のこと。
同じ経験をしているからこそ、経験者同士でしかできない話も自然にできる。
今回の講座に誘ってくれた友達で、
一緒にヨガをしたり、色んなガンのイベントにも行く仲。
知っている人が講座にいてくれるだけで、初めての場でも緊張せずにいられた。
私39歳、友達は65歳。
年齢は違うけど、乳がんでつながった縁は2021年から続いている。
乳がん講座スタート!
10時になり午前の講座が始まった。
講座が始まる前から、乳友さんと雑談していて、空気がすでにあたたまっていた。
先生が話し始めてすぐ、

あ、この講座は普通の資格講座とは違うぞ。
と思った。

皆さんで話しながら
進めていきましょうね。
先生が一方的に話すのではなく、
参加者同士で意見を出し合いながら進んでいくスタイル。
この日は台風の影響で
参加者は4名と少人数だったこともあって、
一人ひとりが話す時間がしっかりあった。

私は、〇〇だと思います!
そのおかげで自然と会話も増え、
参加者同士の距離も少しずつ縮まった気がする。
一般的な資格講座のように
一方的に講師の話を聞くスタイルではなく、
安心して話せる雰囲気だった。
そんな空気感がとても心地よく、
講座が始まってすぐに緊張がほぐれた。
「あ、これ習った!」と思った内容

あれ?聞いたことあるぞ!
と思う言葉がいくつかあった。
私は以前「YMC」と言う閉校してしまったスクールで
RYT200を受講していたので、
「八支則」など、
すでに学んだ内容も出てきた。
なので、
新しい知識というより、

そうそう!
これ習った!
という復習のような感覚。
一度学んだことを、
今度は乳がんヨガという視点から学び直せたのは、
とても良い経験だった✨
患者さんがレッスン中に泣いてしまったらどうする?
講座の途中で、先生からこんな質問があった。

患者さんがレッスン中に泣いてしまったらどうしますか?
この問いをテーマに、
みんなで意見を出し合った。
一般的なヨガスクールでは、
ポーズや呼吸法を学ぶことが中心。
でも、この講座で印象的だったのは、
ヨガの技術だけではなく、
「人とどう向き合うか」まで考える内容だったこと。

なるほど!
ヨガの知識だけあれば良い訳じゃないんだ!
乳がん患者さんと関わるうえでは、
こういう視点も必要なんだと気づかされた。
「ヨガを教える」だけじゃなく、
その人に向き合う準備まで学ぶ講座なんだと思った。
ナラティブ・ベイスド・メディスンとは?
今回の講座で印象に残った言葉のひとつが、
「ナラティブ・ベイスド・メディスン」と言う言葉。
この言葉を聞いた時は

少し難しそうな言葉だな。
と思ったけど、
説明を聞くうちにイメージがつかめてきた。
「乳がん患者さん」と一言で言っても、
本当に人それぞれ。
手術の方法も違うし、再建の有無も違う。
ホルモン治療をしている人もいれば、
抗がん剤治療をしている人もいる。
仕事や家族の状況も違うし、
運動経験や体力も違う。
そして、不安に思っていることも一人ひとり違う。
講座の中でも、

まずは相手を知ろうとすることが大事です。
のように、
相手の話を聞くことの大切さが何度も出てきた。
どんな治療を受けてきたのか。
今どんなことに困っているのか。
どんな気持ちでヨガに参加しているのか。
そういった背景を知ることが、
安全なヨガにつながり、
安心して過ごせる時間につながると学んだ。
この話を聞いて、
自分が乳がん告知を受けた頃のことを思い出した。
私自身も乳がん告知を受けた直後は、

とにかく話を聞いてほしい!
と思っていたので、
改めて「話を聞いてもらえる安心感」は大きいなと思った✨
みんなで過ごしたお昼時間
お昼ご飯は、
スタジオ近くのカレー屋さんに乳友さんと一緒に買いに行った。


キーマカレーに決めた!

スタジオに戻って、
みんなで他愛ない話をしながらカレーを食べた。
午前中の緊張がすっかりほぐれて、
ゆるい空気が流れていた。
それは良いんだけど、
カレーが550円で安かったんだけど、量は少ない。

ちょっと物足りない・・・。
そんなことを思っていたら、
参加者の方から鮎のお菓子をいただいた。


鮎だー!
グッドタイミングで
丁度良いお腹の足しになった✨
午後はいよいよ実技へ

午後の講座が始まり、
午前のあたたまった空気が続く中、
最初はリストラティブヨガを体験した。
ボルスターやブランケットなどの道具を使って身体を支えながら行う、リラックスを目的としたヨガ。
筋力や柔軟性を高めることが目的ではなく、
身体の力を抜いてゆっくりと休ませることで、
心身を回復させていく。
乳がんの治療中や治療後は、
身体だけでなく心も緊張しやすくなる。

そんなときでも
無理なく取り組めるのが、
リストラティブヨガの特徴✨
実際に体験してみると、
身体を頑張って動かすというより、
「安心して休む」ことを大切にしているヨガなんだと感じた。

リラックスできる・・・ZZZ
実際の乳がんヨガレッスンを先生役・生徒役で体験してみた
午後は、実際のクラスを想定した実技も行った。
まずは先生が乳がんヨガのレッスンを行い、
私たちは生徒役として受ける。
椅子を使ったヨガや軽減法など、
身体への負担をできるだけ減らす工夫がたくさん。
強度も低く、お昼ご飯を食べたあとということもあり、気持ちよくて眠くなってしまった。

ZZZ・・・
先生のレッスンのあとは、
参加者同士で先生役・生徒役に分かれて実践。
参加者は4人だったので、2人ずつのペアで行った。
椅子に座ったまま行うポーズも多く、
一般的なヨガレッスンではあまり体験しない内容だった。
実際に体験したポーズはこんな感じ↓
- ウォーリアⅠ
- ウォーリアⅡ
- 風車のポーズ
- ティーポットのポーズ
どれも椅子を使ったポーズで、
乳がん患者さんが安全に取り組めるよう工夫されていた。
ただ、
先生がお手本のレッスンをしてくれているとき、
あまりにも気持ちよすぎて完全にリラックスモードに入っていた。
「このあと自分が先生役をやる」
ということを想定してなかったため、
ポーズの説明をちゃんと聞いていなかった。
そして、いざ自分の番。

えっ、このポーズどうやるんだっけ!?
と、焦る。
それでも先生やペアの方が優しくフォローしてくれたおかげで、
なんとか最後までレッスンをやり切ることができた✨
コミュニティの価値
今回改めて感じたのは、
乳がんヨガにはコミュニティづくりという大切な役割もあるということ。
実際、私自身もSNSを通じて知り合った乳がんサバイバーの方と、一緒にこの講座を受講した。
年齢も住んでいる場所も違う。
もし乳がんになっていなければ、
一生出会うことはなかったかもしれない。

同じ経験って安心するね!

そうだね!
一緒に受けられて良かった✨
同じ経験をした人と同じ空間で過ごすだけで、
不思議と安心できる。
その時間そのものに、大きな価値があるんだと感じた。
がんになったからこそ生まれた、大切なご縁。
そんなつながりも、
この講座が大切にしていることの一つなんだと思った。
講座を終えての感想
講座終了から3日後に、
メールで修了証が届いた。


やったー!
修了証を受け取ったことで、
頑張って受講して良かったなと思った。
あっという間の6時間で、
気づけば終わっていた。
そして何より、
ずっとやりたいと思っていた
「乳がんヨガを学ぶ」という目標をひとつ達成できたのが嬉しかった。

やりたいことリストの1つが達成!

これからも
乳がんサバイバーとして、
ヨガインストラクターとして、
学んだことを少しずつ活動に活かしていきたいと思います✨



