【ガン関連2-⑪】形成外科で再建についての説明を受ける
目次
第2の主治医は良い先生
後日、形成外科の外来を受診する。
の主治医
初めまして！
私が再建を担当する形成外科の先生です。
よろしくお願いします。
担当の先生は可愛らしい女性の先生。
やっぱし胸の相談は女性の方がしやすい。
の主治医
再建にはいくつかの方法があり・・・
の主治医
この場合は、こうで・・・
ふむふむ。
1時間位再建手術の説明を画像や口頭で受ける。
ところどころ聞きたい事があった為、
これってどういう意味ですか？
この方法にしたらどういう出来上がりになるんですか？
と、説明の中で尋ねてみた。
形成外科の先生は私の質問に対しても一生懸命答えてくれる。
さらに、
の主治医
なつみさんの趣味は？
体を動かす事が大好きですっ！
の主治医
じゃあおすすめの再建方法は・・・
など私のライフスタイルに合わせた提案をしてくれる。
乳腺外科の主治医と違って、
話しやすい先生で良かった❤
再建の種類
全摘で再建手術をするとしても
- 自家再建
- シリコンによる再建
の2種類がある。
また新たな選択肢が発生した。
自家再建と言うのは、自分の体の一部を胸に入れる事。
更に自家再建の場合は
- お腹の肉を持っていく方法
- 背中の筋肉を持っていく方法
がある。
図にするとこんな感じ。
最初は
お腹の肉を切っての自家再建が良い！
だって余計な脂肪が取れるじゃん！
ラッキー！
と思っていた。
やっぱし女性の方が気遣ってくれる
更に再建後のスケジュールについても話してくれた。
シリコンでの再建の場合は、最初は胸に風船みたいなのを入れて半年後にシリコンへ入れ替えをする。
退院後、週1回位の頻度で外来で病院に行き、胸に水を入れて膨らませていくとの事。
週1回かー。
そんなに来なくちゃいけないのかー。
と言うと
形成外科の主治医は
の主治医
あっ！
でもなつみさんの胸のサイズは可愛らしいから、
そんなにご足労頂かなくても大丈夫かな（汗）
と言って来た。
要するに
「あなたの胸は小さいから頻繁に病院に来なくても大丈夫」
と言うニュアンスをオブラートに包んで気遣いながら説明してくれる。
そして私は
あっ！
あたし胸小さいんで良かった！❤
と笑い合って、その日の形成外科の外来は終了した。
自分で言うのと人から言われるのは違うと思う
形成外科の外来が終わり
乳腺外科の主治医と話す。
主治医から、再度
全摘と部分切除どっちにしますか？
と結論のみ聞かれる。
形成外科の話を聞いてどうでした？
気持ちは変わりました？
この病院では色んな方法があるんですよ！
などの気遣いは一切なし。
この時の私は
全摘しても再建で胸を失わないのなら
それも良いかも知れない。
とは思ったけど、やっぱし胸を全部取る決断はまだ出来なかった。
なので
乳腺外科の主治医に
形成外科のお世話にならずに部分切除した場合、
胸の形がどの位変わるのか、くぼむのか写真が見たい。
と言ってみる。
そして
サンプル写真を用意してもらい主治医と一緒を見て、まず驚いた。
えっ！？
何これっ！？
何でこの写真の人は胸の周りが赤黒いの？
サンプル写真を見てまず目に入ったのは、
胸の形ではなく肌の色だった。
放射線治療をするとやけど状態になり
肌の色が変色する事がある。
との事。
なんだよそれっ！？
あたしにとって肌の色は大事な事なのに！
そんな大事な事もっと早く言ってほしかった！
こっちから聞かないと教えてくれないんかい！
もうっ！
私は主治医に対して不満を抱く。
部分切除だと放射線治療もしなくてはいけない事においては、以前説明を受けていた。
そしてそのまま続けて他の写真も見ていく。
あー。
部分切除だとこんなに胸がくぼんじゃうのかー。
と大きい胸の人のサンプル写真を見て私は言う。
そしたら主治医は
なつみさんは胸が小さいからここまではならないですよ。
と言ってきた。
うおいっ！！！！！
お前発信で言うな！
私発信で「私、胸が小さいんです〜」って言うのと違うだろ！
小さくてすいませんねー！
と、心の中で思い
この時初めて、
主治医をチェンジしようか？
と頭に過ぎった。
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