【ガン関連4-①】退院日(ガン摘出手術)

最後の回診

入院前の説明で「8日位の入院」と言われていて、
予定通り実際8泊9日で退院出来た。

最後の朝の回診が始まる。

先に形成外科の主治医が来た。

形成外科チームはいつも楽しそうに回ってくる。

それに比べて乳腺外科チームは

看護師さんが主治医を怒らせない様に気を遣ってるのがわかる。
今回の最後の回診も、ピリピリした空気を醸し出してやってきた。

いつから自転車乗っても良いか?

どのくらい歩いて良いか?

とか色々聞きたいことがあるけど、こんな空気の中あれこれ聞きたくない。
だから要約して

今日から仕事行っても良いんですか?

と聞いたら

乳腺外科の雰囲気イケメン主治医

どうぞ。

との事。

要は自分で大丈夫そうなら行って良いんだ。
けど、流石に退院日は仕事は休んだ。
会社から「来い」と言われれば体的には行けるけど、そこまで無理して行く程の業務じゃない。
仕事へ行ったのは退院から土日を含め5日後にした。

帰りの事を考えてなかった

入院費のお会計が終わり、もうパジャマから私服に着替えて良いとの事。

よしっ!
着替えよう!

と思い、ずっとしまっておいた入院前に着て来た服を引っ張り出す。
その時気付いた。

はっ!?

何も考えずに普段着てるピチピチしたワンピースで来てしまっていた。

左腕をちょっと動かすだけでも痛いのに着れるのか?

と思い、頑張って着てみたけど

ヤバいっ!
左腕が上がらない!

服が着れない!
ちょっと動かすだけで左上半身がめちゃめちゃ痛い!

どうしよう・・・。
着替えられない・・・。

でも流石にパジャマでは帰りたくない。

しょうがないから

うぎゃーっ!!!

って悲鳴を上げながらピチピチした服に着替えた。

家までタクシーで帰る

最初入院する時は「どうせ近いし自転車で病院行こうかな」と思ってたけど、タクシーで行って良かった。

荷物が重すぎる。多すぎる。自転車のカゴには入らない。
左手が痛いから両手でハンドルが掴めない。

アホな事しなくて良かったー(*´ω`*)

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