【読んだ本の紹介】「医者が教えるダイエット最強の教科書」を読んでみた
このページは
「医者が教えるダイエット最強の教科書」
を読んだ内容の一部を紹介します。
タイトル:医者が教えるダイエット最強の教科書
著者:牧田善二
つらい運動はナシ!
食欲を我慢しない!
お酒は飲んでOK!
そんなダイエットあるかいな。
と疑心暗鬼ながらも読んでみた。
目次
そもそもなぜ太るのか?
昨日より3kgも体重が増えてる!
食べ過ぎたから太っちゃった!
と多くの人は思っているけど、
食べ過ぎたら太る物と
食べても太らない物がある。
と本には書かれている。
そして
多くの人は「食べ過ぎたら太る物」を食べる食生活をしている。
マヨネーズとかバターとか
カロリーが高い食べ物とか脂質をたくさん食べたら太るんでしょ?
と思っているけど
人は糖質によって太る!
と著者は言っている。
脂肪が増えるメカニズムは?
どうして糖質を摂ると太るんだろう?
糖質は消化吸収を経て
全てブドウ糖に分解される。
同じように、
砂糖もブドウ糖に分解される。
最終的に
どちらもブドウ糖に分解されるから
糖質は砂糖を食べるのと同じ。
と言われている。
分解されたブドウ糖は小腸から血液中に吸収される。
全身の血中のブドウ糖が増える。
血糖値が上がる。
この時に血糖値が上がり過ぎないように
インスリンと言うホルモンが分泌される。
インスリンがブドウ糖をグリコーゲンに変える。
グリコーゲンとは、多数のブドウ糖が複雑につながった多糖類です。
グリコーゲンは主に人の肝臓や骨格筋で合成されており、
骨格筋で筋収縮のエネルギー源となるほか、
肝臓のグリコーゲンは血糖値を一定に保つために使われるなど、様々な役割を担っています。
グリコーゲンは、食事の間などに血糖値が下がってくるとブドウ糖を放出し、
活動に必要なエネルギーを供給します。
グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられる。
グリコーゲンを蓄えられる貯蔵量は決まっているため
余ってしまったブドウ糖は脂肪細胞になる。
ブドウ糖は脂肪細胞に取り込まれる。
ようは
脂肪細胞に取り込まれる事が太ることになる。
痩せるメカニズムは?
じゃあ糖質を摂らなければ痩せられるの?
そうです。
痩せるメカニズムは以下の通り。
炭水化物の摂取を減らす。
エネルギー減のブドウ糖が足りなくなる。
肝臓や筋肉に貯蔵されたグリコーゲンを分解してエネルギーを使う。
グリコーゲンの貯蔵量は限られている。
グリコーゲンが枯渇したら
次に脂肪細胞の脂肪酸やケトン体に分解して使う。
皮下脂肪や内臓脂肪が減る。
結果として痩せることになる!
ようするに
痩せたければ
エネルギー減として脂肪を使わざるを得ない状況にすれば良いのか!
カロリー制限をするのではなく
炭水化物の摂取を減らす
糖質制限をすれば良い。
なぜダイエットを失敗してしまうのか?
せっかく痩せたのに
リバウンドしちゃった・・・。
カロリーをきちんと計算してたけど
我慢出来なくて甘いもの食べちゃった。
などダイエットが上手くいかないことがあるけど、
ダイエットが失敗する原因は脳にある。
と著者は言っている。
と言うのも
日本人はお米が大好きだし、
給食でも外食でもお米を使ったお店が多くおにぎり専門店もある。
外食をしようと外へ出ると
うどん屋やそば屋やラーメンのお店も多い。
パンやケーキも美味しいお店がたくさんある。
わー!
美味しそう♥
仕事中においても、
疲れたから甘いものを飲んで
糖分補給しよっ!
仕事の休憩時間や外を歩き疲れた時に
自販機で糖質の多い清涼飲料水などが簡単に買えてしまう。
このように、
糖質の誘惑が多い環境で生活している。
よって
リバウンドする原因は、
脳が糖質中毒になっている事に
気付けていないから痩せられない。
心の中で
痩せたいよぉ・・・。
と思っても、脳が
糖質は美味しい!
糖質をもっと摂って!
のように中毒状態で
ついつい糖質を取ってしまう。
糖質の摂取がやめられない・・・!
脳を根本的に直さないと
「糖質中毒」と言う病気が治る事もはなく、
一生痩せる事は出来ない。
糖質中毒は薬物の中毒と同じの依存症。
さすがに薬物の中毒と一緒にするのはやり過ぎでしょ。
薬物は法律で禁止されてるけど
糖質は禁止されていないから
中毒って大袈裟でしょー。
そう言う考えの甘さがダイエット失敗の原因です!
リバウンドを防ぐには
完全に糖質中毒と言う病気から脱却できたかどうかによる。
健康的に痩せる方法は?
1日の糖質を60gに抑える
1日の糖質を60gに抑えれば
誰でも1日100から200gは痩せる。
60gってどのくらいだろう?
白米を茶碗1杯食べたら一日の糖質摂取量に達してしまう。
ジュースを飲むのをやめる
消化に掛かる時間について比較した時に、
白米などの固形物は胃で消化までに2時間かかるけど
ジュースなどの液体はすぐ消化される。
ジュースを飲むと、
液体はブドウ糖が小腸から体内に一気に吸収され血糖値スパイクが起こる。
血糖値を下げる為のインスリンが大量に出る。
そうすると、
急いで大量のブドウ糖を脂肪に変えてしまう。
野菜ジュースや
果汁100%なら体に良いっしょ!
と思っていたけど
市販のものは飲みやすくするために
大量の糖が使われている。
その為、
ジュースは飲まない方が良いと書かれている。
これからの人生で一切、
口にするのをやめましょう!
なんてこった!
お菓子を食べるのをやめる
お菓子は人間が作り出した太るための食べ物です。
どうしても間食がしたい場合は
- ナッツ
- チーズ
- カカオ成分が70%以上のチョコレート
- 少しの果物
ジュースもアイスもケーキも
食べられなくなっちゃう!
白い炭水化物を食べるのをやめる
- 白いご飯
- 白いパン
- 白いパスタ
は全部糖質。
白い炭水化物は精製度が高い。
精製度が高いと言うのは食物繊維が除かれている。
ということは血糖値が上がりやすい。
じゃあ何食べれば良いんだよ・・・。
玄米なら食物繊維が含まれているうえ、
ビタミンやミネラルが含まれているからオススメ。
カロリー計算をやめる
摂取カロリーが消費カロリーを下回れば痩せるっしょ!
痩せたいなら摂取カロリーを控えましょう!
ダイエットしたければ
今まではカロリーを減らすやり方が主流だった。
けど、
アメリカの研究では
摂取カロリーの増加と体重の増加には
相関関係は無い。
ということがわかった。
なんでカロリーをたくさん摂っても
体重に影響しないの?
その理由は、
代謝という作用が行われているため。
代謝というのは、生体内で行われる化学反応の総称です。
生体は、酸素や栄養素を外から取り込み、
消化・吸収して活動に必要な物質やエネルギーを生み出します。
一方で、体内の活動で不要になった老廃物を外に排出しています。
このように、体内の化学反応によって物質が変化することを、代謝といいます。
私たちは生きていくために、呼吸によって酸素を取り込み、食事によって栄養素を得ています。
実は、この2つのうちどちらが欠けてもエネルギーは生み出されません。
私たちは栄養素を酸素で酸化して効率良くエネルギーを得ているからです。
ようは代謝をするために
エネルギーを使うのか。
食事によって摂取されるカロリーが
何によるかで太るかどうかが決まる。
カロリーを得る事が出来るのは、
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂質
の中で、炭水化物が太る原因になる。
なので
炭水化物を控えれば空腹を我慢する必要はない。
タンパク質と脂質をたくさん取っても太らないし、
糖質を控えるのが本来のダイエット。
感想
読んだ感想は
かなり意思が強くないと実行出来ないダイエット法だな。
と感じた。
知識として理解しても実際に実行するのは難しそう。
とはいえ、
- 糖質を摂りすぎるから太る。
- 現代人の脳が糖質中毒だから糖質を摂りすぎる。
- 糖質を制限することで糖質中毒から抜け出せる。
ということが理解できた。
ケトジェニックダイエットを実践中の私にとって
取り入れられる要素はたくさんある内容でした❤