【ガン関連2-③】どこで泣くか
目次
泣きたい。けど
改めて自分が乳がんと自覚したら泣きたくなってきた。
けど主治医はガンの説明を続けている。
全然頭に入ってこない。
・・・・・・。
・・・ステージ1で、・・・
「ステージ1」とか聞こえる。
でも、
それが良いのか悪いのかよくわからない。
・・・・・・・・。
放心状態で説明を聞きつつも考えた。
この主治医(推定40代・雰囲気イケメン)は、今まで沢山のガン患者を診て来てる中で
ステージ4の人や亡くなった人と接しているはず。
そんな中でステージ1の私が泣いたら情けない!
ステージ1ごときで何泣いてるの?
もっと大変な人は居るんだよ。
って言われちゃう。
この人の前では泣きたくない!
と思いグッと我慢して説明を聞く事に集中した。
ガン告知当日に主治医から言われた事
・・・全然頭に入ってこなかった・・・。
その場で貰った資料やメモ書きを後から見直し、
告知後主治医から言われた事をまとめると
- 手術をしなければいけない事
- 手術の時は全身麻酔になる事
- 抗がん剤・放射線治療は手術後するかも知れない
- いきなり手術は出来ないのでまずはもっとガンの事を詳しく調べるための検査を受ける事
- 治療は短くても5年は掛かる事
- 今後妊娠を希望するのなら治療前に申し出る事
- 乳がんのサブタイプはルミナルAである事
- 乳がんの遺伝子検査を受けるならこの用紙に記入してください。
- セカンドオピニオンを受けたい場合はどうたらこうたら(忘れた)
だった。
主治医の話が終わったらトイレへ直行
1時間位掛かった主治医との話が終わり、部屋を出てどっと疲れたままトイレへ行った。
そしてトイレをしながら大号泣!
結局、死ぬの?死なないの?
手術で胸を取るなんて耐えられない。
妊娠出来ないなんて嫌だ。
胸を取り、更に妊娠出来なくなったら
一生恋愛や結婚が出来なくなるんだ。
親にどう説明しよう?
あたしって親より先に死ぬ運命だったんだ。
そんな事を考えながら暫く泣いた。
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