乳がんの治療中に子宮頸がん検査に引っ掛かった

久しぶりにポストを整理してみた

2022年9月。

乳がんになって早2年。
普段私はめんどくさいからポストを開けない主義だけど

そろそろチラシでパンパンになってきたな。

と思い2ヶ月振りにポストの中身を整理してみた。

そしたら大きな文字で
「進展」と記載がある封筒がポストに入っていた。

ん?
進展って良い意味?
悪い意味?

と思いながら中を開けてみると・・・

紹介状が入っている。

トラウマ来たー!!!!

この展開は嫌な予感しかしない。

乳がんの時もこんな感じだった。

乳がんの再検査の通知を受け取った時の記事はこちら↓

2ヶ月前に人間ドックを受けた

そもそも
この封筒を受け取る2ヶ月前の2022年7月に人間ドックを受けた。

その時におこなった事は

  • 胃カメラ
  • 婦人科検診
  • 乳房超音波
  • コロナに掛かった事があるかどうか検査

の検査をした。

そして
最後にお医者さんから結果を言い渡されるコースだった。

その際
お医者さんに言われたのは

医者

どうやらなつみさんはパレット食道ですね。

と言われた。

パレット食道とは

バレット食道の図

バレット食道は、胃と食道のつなぎ目から食道下部にかけての食道粘膜(扁平上皮といいます)が、胃の粘膜(円柱上皮といいます)に置換されている状態をいいます。
バレット食道には、食道腺がんの発生に関係する腸上皮化生が80%程に認められており、食道がんに対してリスクのある状態といえます。(年間発癌リスク0.3%程度)
原因については、胃酸や胆汁の食道への逆流(いわゆる逆流性食道炎です)によっておこるといわれています。
一度発生したバレット食道が改善することはありません。
ただ、胃酸の逆流などによってバレット食道が広がっていくのを抑えるために、
逆流性食道炎同様に胃酸の分泌過多を抑える薬を使っていくことがあります。

引用元:https://sugamo-ichou.com/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E9%A3%9F%E9%81%93

ほへー。
なんかした方が良いんですか?

医者

特に治療の必要はないです。
健康的な生活を送りましょう。

この日は、
パレット食道以外は問題無いと言われていた。

検査結果を確認

改めて分厚い封筒に入った
検査結果の内容をよーく見ると

「頸・膣部 ASC-US、LSIL疑い」と書いてある。

どうやら紹介状はこの項目に対してっぽい。

あたしは、
一気に「ASC-US」と「LSIL」の2つの病気になったのかな?

ASC-USとは?

ASC-USについて調べてみた。


「アスカス」と読むみたい。

「ASC-US」とは、子宮頸がん検診を受けた際の結果の一つです。
「意義不明な異型扁平上皮細胞」という意味です。

ASC-USとは?診断されたらどうしたらいい? | メディオンクリニック (online-medicine.or.jp)

「意義不明な異型扁平上皮細胞」
ってどういう意味だよっ!

「ASC-US」は、決して現時点でがん化した細胞が見つかったのではなく、細胞に異常が認められたという診断です。
子宮頸がんとは関係なく、細胞の形に異常が認められていることもあります。
しかし、細胞が今後子宮頸がんに変化する可能性があるため、二次検査が必要になり、検査後に詳細な診断が下されます。

ASC-USとは?診断されたらどうしたらいい? | メディオンクリニック (online-medicine.or.jp)

ASC-USと判断された人のうち、治療の対象になるのは3%程度です。
治療対象になる人も、「前がん状態」であることが多く、ASC-USからがんと判断されることは稀です。

ASC-USとは?診断されたらどうしたらいい? | メディオンクリニック (online-medicine.or.jp)

3%なら良かったー!

でも、待てよ!?

そう言えば、
乳がんの検査結果の時も、
2.7%の可能性しかないのに乳がんになっていた!

その時の記事はこちら

LSILとは?

LSILについても調べてみた。

LSILは子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスに感染している可能性が高く、細胞も正常なものと少し違うという意味です。
専門的には細胞が異形成という意味です。

子宮頸がん検診でLSILという結果の意味は? (koberia.jp)

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、
性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。
子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。
特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

ヒトパピローマウイルス感染症とは|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

ようは
LSIL=HPV感染疑惑
って事か。

ヒトパピローマウイルスに感染すると、ウイルスが自然に排除されることが多いですが、そのままとどまることもあります。
長い間排除されずに感染したままでいると子宮頸がんが発生すると考えられています。
子宮頸がんは、早期に発見されれば比較的治療しやすいがんですが、進行した場合には治療は難しいとされています。

ヒトパピローマウイルス感染症とは|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

「自然に排除される」と言われると安心する。

とりあえず婦人科へ行く

婦人科の先生

はじめまして。
あらー!
紹介状もらっちゃたのね!

乳がんの時は何も考えず病院を予約したら男性医師だった為、
今回は女性医師を希望した。

現在治療中の病気を聞かれたので伝える。

あたし乳がんです。

婦人科の先生

いつ手術したの?
今も治療中?
どんな治療をしてるの?

等色々聞かれ
すぐに検査に入る。

検査が始まる

子宮頸がんの検査は、
細胞診とHPV検査の2種類があり
今回私が行った子宮頸がん検診は細胞診の方。

子宮の入り口の部分の細胞を歯ブラシみたいなもので採取する。
それを専門部門に送り顕微鏡でのぞいて、細胞の形態を確認するとの事。

細胞を取る検査が終わった

細胞を取る検査が終わると先生から

婦人科の先生

今日は2022/09/13だから、
検査結果は26日にわかるわよ。


はーい!

と説明を受ける。

どうやら
この病院はネットで検査結果がわかる仕組み。

じゃあ結果はネットで見よーっと!

って言ってたら

先生から

婦人科の先生

ネットでも結果はわかるけど、
結果がどうあれあなたは病院にも来てください。
心配だから直接話したい。

と言われた。

あたしの事心配してくれてる!
やさしい

と思いながら次の予約を取り帰った。

帰りながら思ったけど
これは心配してくれてるのか
乳がんだからなのか、
なんなのかわからない。

ただ、
今回の検査はASC-USの部分だけど、
その結果によってLSILの検査をするっぽい。

同時に2つの検査をしない理由は聞き忘れた。

とりあえず26日まで待つ事にする。

お会計

乳がんの告知前の時の再検査は26,190円だったから、
今回のお会計時にもドキドキしながらレジに向かった。

万単位で請求されたらどうしよう!?

本日のお会計は1,930円。

処方箋の薬もないのでこれだけで済んだ。

セーフ!

検査結果を見て何度も思う事

乳がんの時もそうだけど、
こうやって
「ASC-US」「意義不明な異型扁平上皮細胞」「LSIL」のような
アルファベットとか難しい漢字を並べたわかりづらい表記じゃなくて

医者

あなたはガンかもね!

ってサクッと表現してほしい。

そう言う優しさは要らない。