【ガン関連4-③】遺伝子検査
目次
乳がんの遺伝子検査
2020年9月のガン告知の時に主治医から
乳がんの遺伝子検査をやりたいのなら、
この書類に同意のサインを・・・
と、説明があった。
その時は
・・・。
と言う状態で魂が抜けていたから頭に入らなかった。
その時の記事はこちら
けど、
改めてこの検査の存在を認識した時に
そう言えば、
ガン告知の時に乳がんの遺伝子検査の話をしてたな。
受けてみようかな?
って考え始めた。
以前、
アンジェリーナ・ジョリーがこの遺伝子を持っているという事でニュースになっていた。
「彼女の場合、BRCA1という遺伝子に変異が見つかり、
その結果、生涯で乳がんが発症するリスクが87%あるとの診断を受けたという。」女優アンジェリーナ・ジョリーさんの告白によって注目を集める「遺伝性乳がん・卵巣がんと遺伝子検査」 | 乳癌・子宮癌・卵巣癌の治療 | 「がん治療」新時代
けど検査の金額が高い。
3割負担で6万近くする。
保険適用で限度額認定証を出していたから実際の支払額は57,600円。
なのでお母さんと妹に相談する事にした。
遺伝子検査を受けようと思った経緯
妹とお母さんに聞いたら、
お姉ちゃんが乳がんの遺伝子を持ってるのなら
あたしも持ってるかも知れない。
だから調べてほしい!
お金が足りなかったら援助するから、
何でも好きな事やってみな!
と、言ってた。
さらに
形成外科で再建の説明を受けた時に
もし乳がんの遺伝子を持ってるのなら
両方の胸の再建が保険適用で可能です。
と言っていた。
ガンがない方の健側の胸も保険適用で再建出来るのなら
例えば、再建で両方ともGカップに出来るんですか?
遺伝子を持っているのなら可能です。
と、言う事は・・・
仮に遺伝子を持っていたとしても
保険適用で豊胸手術みたいな事が出来て
おっぱいが大きくなるなら良いじゃん♪
先生!
遺伝子検査受けますっ!
このような経緯で受ける事にした。
遺伝子検査の説明を受ける
2020年11月。
遺伝子検査の申し込みをしたら
- 遺伝子検査の概要の説明を受ける
- 採血
をしなければいけないとの事だった。
この説明をするのは主治医ではなく同い年くらいのお兄さんだった。
乳がんの遺伝子と言うのは・・・
から始まり、説明は1時間位掛かった。
ねみぃ・・・。
その説明の最後の方で
この遺伝子検査の結果を知ってショックを受けないように
時間を掛けて説明しています。
説明と同時に心のケアも一緒に行なっています。
と言われる。
なんだとっ!?
だったらガン告知の時に心のケアをしてほしかった!
ガン告知の時、泣いちゃったんですけどー!
ガンの遺伝子を持ってる事よりも
実際にガン細胞を持ってる方がショックじゃん!
と文句を言ってみたら
すいません。
と謝られた。
遺伝子検査用の採血へ
説明は1時間近く掛ったのに対して
採血自体は5分位でサクッと終わった。
チクッ!
もう何も感じない・・・。
検査や入院時に点滴だの採血だのでグサグサ針をさされたから、もう注射には慣れていた。
今取った血をアメリカかどっかに送って
専門機関で検査する(とか言ってたような気がする)から時間が掛かるとの事。
とにかくすぐには結果はわからないとの事でこの日はこれで家に帰る。
遺伝子検査の結果発表
2020年12月。
遺伝子検査の結果は1ヵ月待たされた。
その間に入院・手術が終わった。
なので検査結果を聞くのは退院後に外来で病院へ行った。
私に検査結果を伝えるのは、この病院の乳腺外科で一番偉い先生。
私が乳腺外科の偉い先生です。
今日は検査結果をお伝えします。
この先生は、一生懸命身振り手振りで説明してくれるし、笑ってくれるし、私の目を見て話してくれる。
なつみさんは胸が小さいから・・・
と言ってくる私の主治医とは大違い。
元気ですか?
体調はどうですか?
元気です♪
一通りの雑談が終わったら、いよいよ検査結果を言い渡される。
そのタイミングで先生に電話が入る。
プルルルルッ!!
もしもし
あーだこーだ・・・
うんたらかんたら・・・
結構長く話していて焦らされる。
前に
ガン宣告に比べたら他の検査結果なんて大したショックじゃない!
といきってたけど、やっぱしドキドキする。
そんな中、電話中の先生の手元の検査結果の書類が見えた。
あっ!?
書類が見えるぞ・・・!
英語で読めない。
解読を諦めた。
じゃあ電話切りますね!
ようやく先生の電話が終わり、
で、どっちですか!?
陰性でした!
と正式に言われる。
書類にもちゃんと「陰性」って書いてある。
その後も、
今後も不安な事あったらいつでも相談して良いからね!
と言ってくれる。
良い先生やー❤
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